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開催まであと
ランナーの方に向けたご案内です。
競技者の手助けとなる行為(後輩を先輩が押しながら走るなど)を禁ずる目的で定められたもの。
助力とみなされた場合は協力した者、された者どちらも失格となります。
※助力はあくまでも『競技者の安全を確保するため』のものです
1.主催者は競技者や役員の安全を確保する(車両通行規制など)
2.主催者が任命したスタッフによる競技者の検診は助力とみなさない
(日本陸上競技連盟競技会規則第2部 競技会一般規則 第144条(表1)参照)
3.医師又は競技役員から中止を命じられたら競技をやめなければならないとしています。
マラソン大会中に選手が倒れた場合は、医療スタッフが直ちに現場へ向かうことができないという道路競技の特性上、大会スタッフが行なう救護処置は助力とはみなしていません。
また、マラソンでは、多くのランナーが救護所を訪れますが、そこで処置や理学療法を受けた場合でも、助力を受けたとはみなさず、体調が回復し、ランナーが希望すれば再びコースに戻ることができます。ですがその事を知らずスタッフ(監察員や走路管理スタッフ)が手を出さないという実態があります(表2)
走行不能となった選手に対して競技役員が手を出さないという事例が批判の対象となったことがありましたが、競技役員は人道的な面から競技者の異変に対して積極的に対応すべきで、競技者の状態の確認や安全を確保するために一時的に競技者の体に触れても助力とはみなしません。(表3)