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【レポート】東京マラソンフレンドシップラン2024

2024年3月22日

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「東京マラソン2024」前日の3月2日(土)、海外からお越しのランナーや外国人の方へのおもてなしと交流を目的としたファンランイベント「東京マラソンフレンドシップラン2024」が東京・浅草エリアを舞台に開催され、54カ国・地域から935名が参加しました。

東京マラソンフレンドシップランは、外国人ランナーと日本人ランナーによる国際交流を通じたファンランイベントとして2012年から実施しています。新型コロナの影響により2022、23年は世界各国のランナーにアプリを使用したバーチャルファンランをお楽しみいただいておりましたが、今回は5年ぶりにリアルでのランを実施。東京マラソンのコースの一部となっている浅草寺雷門からほど近い台東区リバーサイドスポーツセンター陸上競技場をスタート・フィニッシュ地点として、東京スカイツリーも一望できる隅田公園を中心とした風光明媚な約5kmのコースを楽しんでいただきました。

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オープニングセレモニーでは駒澤大学体育会應援指導部ブルーペガサスによる応援パフォーマンスの後、東京マラソン財団理事長・早野忠昭が開会の挨拶。「フレンドシップランは今回で記念の10回目の開催になります。ぜひ、みなさん楽しんでください!」と参加ランナーに呼びかけました。

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ファンランは5つのグループに分かれて時間差でスタート。早野理事長、ゲストMCで東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティ・アンバサダーであるM高史さん、活弁士の麻生子八咫さんらがスターターを務めて合図を送ると、国内外のランナーはグループごとに一斉に飛び出し、日本でのランニングとランナー同士の交流を楽しんでいました。

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フィニッシュ後はフレンドシップランのもう一つのお楽しみである「浅草エクスペリエンス」として、茶道、和太鼓、人力車、桐木目込み細工、折り紙という、選りすぐりの日本文化を体験。初めて日本独自の文化に触れる海外ランナーも多く、それぞれの体験を通して国際交流を深めている様子でした。

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桐木目込み細工で素敵な模様の桐の紙幣入れを作っていたソニヤさん(ドイツ)に感想を伺うと、「日本の文化を体験できて、すごく楽しいです。ランニングも日本の街を走って、日本のランナーとたくさんコミュニケーションできましたし、すごく素敵なイベントでした」とニッコリ。また、東京マラソンにも初めて参加するとのことで「明日もとても楽しみです」と話していただきました。

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「東京マラソンフレンドシップラン2024」は海外ランナーを迎えての5年ぶりのリアルラン、そして日本文化体験を実施するにあたって、浅草の地域の方々や「かきぬま」(茶道具)、「宮本卯之助商店」(和太鼓)、「えびす屋」(人力車)、「箱長」(桐木目込み細工)をはじめ、浅草中学校陸上競技部、大学生スタッフ、おもてなし親善大使(中高大学生)など、たくさんの皆様のお力添えを得て実現されました。海外からお越しのランナーや外国人の方へのおもてなし・交流が、また2025大会でも実施できるように、今後も様々な企画で楽しんでもらえたらと思います。

ご参加いただいたランナーの皆様、本当にありがとうございました。

  • 東京地下鉄株式会社