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東京藝術大学『ドローイングランナー展』について

2024年2月27日

東京マラソン2024の当日、
スタート地点にてランナーがスタートしていく様子や会場の雰囲気を東京藝術大学の学生(アーティスト)がクロッキーで描き上げます。
※クロッキーとは対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指します。

描かれたクロッキーはフィニッシュ地点の応援ベース内に「東京藝術大学『ドローイングランナー展』」として展示されておりますので、
皆さんお越しください。

※応援ベースはフィニッシュエリアマップをご確認ください。

【企画趣旨】
本企画は、弊財団早野理事長と東京藝術大学日比野克彦学長が東京マラソン2024の公式プログラムで対談した際に、「美大生が駆け抜けていくランナーをその場で描くっていうのも面白そう」という発案より生まれました。

東京マラソンでは、応援イベント(太鼓やチアダンス)や音楽(大会イメージソング)で大会の盛り上げを行っています。
これらに加え、テレビや写真以外でレースを観たり楽しむ方法として新たな分野となる美術の分野にチャレンジします。
アートで大会の雰囲気、ランナーをどのように表現できるのか、マラソンとアートが融合し、新しい東京マラソンの見方の切り口として発信し、これまで接点のなかった方など新たなファン層獲得や楽しみ方になればと考えています。

日比野克彦学長コメント(一部抜粋)

「絵画とか彫刻とか演奏とか限定されたものではなく、「人の心が動くもの」はすべてアートだと広く捉えています。
マラソンとアートの融合という点でいえば、ギリシャ彫刻にも見られるように、そもそも人間の走る姿というのは、美しい。
走る肉体の美しさみたいなものを表現しようと考えたときに、
美術の手法のひとつに動いているものをその場で写し取る「クロッキー」というものがあるんです。
たとえば、東京マラソンのコース上のどこかで駆け抜けていくランナーたちを、東京の美大生たちがその場で描くっていうのも面白そうですね。」

【参加学生(アーティスト)】

・東京藝術大学 デザイン科
伊藤 詩唯
和田 匠平
髙橋 慶衣
永嶋 明日香
増永 梨王

  • 東京地下鉄株式会社