「東京マラソンファミリーラン2023」が3月5日、東京・丸の内エリアで開催されました。本イベントは東京マラソンの盛り上がりを幅広い世代の方に味わってもらいたいという思いから、東京マラソン当日に親子で楽しめるファンランイベントとして誕生しました。大会のコースが変更となった2017年からは東京マラソン前日祭として開催されてきましたが、2021大会(2022年3月6日)からは再び大会の当日に戻って開催。今年は車いすでの参加者2組を含む合計353組(706名)が参加し、実際の東京マラソンのコースでもある丸の内仲通りから東京駅前・行幸通りのフィニッシュゲートまでの約1kmを笑顔で駆け抜けました。
スタートに先立ち行われたオープニングセレモニーでは、MC・ゲストを務めた、一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティ・アンバサダーであるM高史さんがトークで盛り上げ、応援サポーターとして駒澤大学体育会應援指導部ブルーペガサスが全力の応援パフォーマンスを披露。「リーダー」「チアリーダー」「ブラスバンド」の3パートが一体となって、ファミリーラン参加者に向けてエールを送りました。
スターターを務めたのは、大会・イベントのオフィシャルパートナーでもある第一生命グループ女子陸上競技部コーチで2016年リオデジャネイロオリンピック女子マラソン日本代表の田中智美さん。「最後まで親子で声を掛け合いながら、元気よく走っていただきたいと思います。頑張っていきましょう!」という呼びかけののち、スタートの号砲が鳴り、約1kmのファンランがスタート。最初から全力疾走で駆けていく子供たち、ペースを合わせながら走る親子や、またお揃いのユニフォームやコスプレで走る家族など、東京の街でのファンランを思い思いに楽しんでいました。また、「スペシャルサポートランナー」として、第一生命グループ女子陸上競技部の選手の皆さんも一緒にコースを走りました。
ファミリーランを終えた家族にお話をお伺いしたところ、小学3年生のハルハルさんは「いろいろなキッズランに出たことがあるけど、東京マラソンのファミリーランが一番楽しい。また来年、絶対出たいです」と笑顔。また、ハルハルさんのお母さんは「東京マラソンのコースを走れるのはすごく良い記念になりました。また、昨年と違って今年は待機所が建物の中で暖かくて、すごく配慮が行き届いているなと思いました。将来は子供と一緒に東京マラソンに出たいですね」と、親子で東京マラソン完走の夢を教えていただきました。
また、親戚同士で参加したという小学3年生のかぽりんさんと、同じく3年生のるかさん親子は、人気キャラクターのコスプレで完走。「初めてだったけど、すごく楽しかった! もっと速く走れる感じがしました」(かぽりんさん)、「私は2回目だったけど、前よりも速く走れたと思います!」(るかさん)と、元気よく感想を話していただきました。
穏やかな天気の中、参加された皆さんの笑顔がとても印象的でした。
ご参加ありがとうございました!また次回も、お待ちしております。