*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
キプチョゲ&コスゲイを迎える東京の舞台が整った
エリウド・キプチョゲが東京で、アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)での4勝目に挑む。
世界記録保持者であり、オリンピック2連覇を遂げているキプチョゲが、AbbottWMM6大会を制覇する初のランナーになるべく名乗りを上げています。
キプチョゲが出場した直近のレースも、同じ日本で開催されたオリンピックマラソンで、札幌の地で勝利を収め2個目の金メダルを獲得しました。オリンピックマラソンの時は蒸し暑い厳しい条件でしたが、この日曜は完璧に近い天候が予想されており、アボット・ワールドマラソンメジャーズで4度チャンピオンに輝いているキプチョゲの好記録に期待がかかります。
キプチョゲのタスクの難易度は、東京のディフェンディングチャンピオンであり、マラソン史上3番目の速さを誇るビルハヌ・レゲセの棄権により若干低くなりました。
歴代タイムでレゲセに次ぐ速さを誇るエチオピアのモシネト・ゲレメウが、キプチョゲの野望に立ちはだかる最大の試練をもたらすかもしれません。金曜の会見でゲレメウは、目標タイムを2:03:30とし、大会記録の更新を宣言しました。キプチョゲは野望を内に秘め、"ストロング"なレースを想定していると話しました。
日曜のレースの予想タイムを聞かれてボードを掲げたキプチョゲ
他にも2:05を切る自己ベストを持つ選手が5名おり、ケニアからは、世界選手権銅メダリストのアモス・キプルト、エチオピアからはオリンピック・世界選手権メダリストのタミラト・トラ、他にもジョナサン・コリル(ケニア)、シュラ・キタタ(エチオピア)、そして昨年のびわ湖毎日マラソンを2:04:56で優勝した、日本記録保持者の鈴木健吾が名を連ねている。
キタタは、2013年移行にキプチョゲも出場するメジャーのレースで優勝を収めている唯一の選手です。エチオピアのキタタは2020年ロンドンマラソンで、キプチョゲが耳の不調に苦しみ8位となる中、優勝を勝ち取りました。
女子のレースでは、全注目が、2019年のBank of Americaシカゴマラソンで男女混合レースにおける世界記録(2:14:04)を樹立したケニアのブリジット・コスゲイに注がれます。このレースを含めて4連勝(ロンドン2勝、シカゴ2勝)を収めたコスゲイは、昨夏、日本のオリンピックで銀メダルも獲得しています。
コスゲイは、昨年のアムステルダムマラソンを2:17:57(歴代10位のタイム)で優勝した、同国ケニアのアンジェラ・タヌイ、そして2019年ベルリンチャンピオンのアシェテ・ベケレの挑戦を受けることになります。
アメリカのサラ・ホールも、2017年に出場して以来のレースに戻って来ます。自己ベストは2020年に出した2:20:32で、2017年東京での記録より8分も速いタイムです。また、今年1月のヒューストンでは、アメリカのハーフマラソン新記録を樹立しており、満を持して東京に挑みます。
東京マラソン2021の放送はこちらからご覧ください。
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