先日12月9日(木)、『日本陸連アスレティックス・アワード2021』(主催:公益財団法人 日本陸上競技連盟)が行われ、特別にスポーツレガシー事業の寄付者をご招待しました。
「日本陸連アスレティックス・アワード」は15回目の開催で、今回は東京オリンピックで活躍した選手をはじめ、第76回びわ湖毎日マラソンで日本新記録を樹立し、つい先日マラソン女子日本代表の一山麻緒選手との結婚を発表された鈴木健吾選手など、明るいニュースで私たちへ勇気と感動を届けてくださったアスリートの皆さんが受賞者として参加されていました。
受賞者の中には他にも、東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金が活用されている『ダイヤモンドアスリート』修了生の橋岡優輝選手(東京2020オリンピック競技大会、男子走幅跳6位入賞)もいらっしゃいました。
※新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で開催されていました。
今回ご招待した寄付者の3名は「日本陸連アスレティックス・アワード2021」に参加後、橋岡優輝選手とお会いして記念撮影を行ったり、直接質問をする機会をいただきました。
※撮影時のみマスクを外しています。
写真撮影時に、スポーツレガシー事業のフラッグを広げたところ、橋岡選手がスポーツレガシーのロゴを覚えていただいており、「覚えてますよー!」と仰ってくださいました。橋岡選手、ありがとうございます!
また、特別賞を受賞した東京2020パラリンピック競技大会 陸上競技T52クラスで、400m金メダル・1500m金メダルを獲得した、佐藤友祈選手も一緒に写真を撮ってくださいました。
普段のトレーニング方法を伺ったところ『陸上競技場でひたすら走ったり、車通りの少ない公道でロードのトレーニングをしています。競技用の車いす自体は、ギアが付いていないため歩行者扱いになります。また、室内では車いす用ルームランナーを使用しています。』とお話してくださいました。
■参加した寄付者へのインタビュー(内容は一部の紹介とさせていただきます)
北又 照康さん
橋岡選手、佐藤選手と近い距離でかつ生の声を聞くことが出来て、本当に良い機会、ご縁をいただき感謝しています。
直接お話を聞けたことで、自分の仕事(精神科医・スポーツドクター)に求められていることが分かり、モチベーションに繋がりました。
越塚 準さん
東京マラソン初出場は2011大会でした。その後は、チャリティランナーとして2012~2017、2019大会に出場しました。2012大会への寄付をしたきっかけは、寄付金の半分が東日本大震災への復興支援に充てられること、また地元の英雄として人気だったサッカー選手の死をきっかけにAEDの普及を願ったからです。
成瀬 拓也さん
2021年は陸上競技にワクワク・ドキドキをもらえた一年だったと思います。画面を通じて見ていた選手が間近で表彰される姿を見て、自分自身もとてもうれしくなりました。
自分も表彰されるくらい「他人を勇気づける挑戦をしたい」という元気をもらえました。東京マラソンのチャリティは、自分自身の出場権ではなく、他の人に寄付をしました。支援・応援が本当のチャリティだということを気づかせてくれたきっかけがこのスポーツレガシーで、その後、色々な寄付をする事も増えました。
寄付者の皆さまのお話を伺って、「東京マラソンを走りたい」気持ちに加え、「スポーツに関連する支援をしたい」という想いを持つ方々と、マラソンをはじめスポーツとの関わり方は無限大(育成選手への多方面的なサポート、練習環境のサポート、大会当日の声援等々・・・)であると感じました。
そんな方々に支えられながら、東京マラソン財団スポーツレガシー事業は、日本の陸上界の未来を担うダイヤモンドアスリートをこれからも応援します。
引き続きスポーツレガシー事業並びにダイヤモンドアスリートへのご支援をよろしくお願いいたします。
ダイヤモンドアスリートについてはこちら▽
https://www.jaaf.or.jp/diamond/