*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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スイスの2人がポイントを積み重ねる
2021 Virgin Moneyロンドンマラソンでマルセル・フグとマニュエラ・シャーが勝利を収め、スイスがAbbottWMM秋のシーズンにおける2連勝に湧いています。
ボーナスポイント勝負「Flying 400m」を制したのは、AbbottWMMシリーズでフグのライバルであるダニエル・ロマンチュク(アメリカ)でしたが、その後ライバルを引き離したフグは、1:26:27でフィニッシュし大会記録を更新しました。
フグはこのまま、今度の日曜に開催されるBank of Americaシカゴマラソンと、その翌日に開催されるボストンマラソンという、2連戦の週末へと突入します。
フグは、「こんな経験は初めてです。緊張はしていませんが、タフな戦いになるでしょう。自分にとって可能な挑戦であることも分かっています。数名の選手が同じスケジュールに挑んでいるので、楽しくなると思います。」
「シカゴでは、翌日のボストンのために少しエネルギーを残しておくような調整が重要になると思います。ボストンのダウンヒルがとても楽しみです。今回新しい車いすでレースに臨んでおり、ダウンヒルがとても気持ちいいので、ボストンも非常に楽しみです。」と話しました。
シリーズリーダーボードではフグとロマンチュクが激しいトップ争いを繰り広げており、2019年はロマンチュクが制したシカゴとボストンでも、勝利を目指して全力で対決します。
フグは、「ベルリン、ロンドンで優勝した今、自信はたっぷりありますが、他の選手もとても強いことを知っています。これほど多くのマラソンに出場するのはチャレンジであり、エネルギー配分の調整にベストを尽くします。」と加えました。
マニュエラ・シャーにとって、シリーズタイトルは既に決定的でした。そして実際本人も、パラリンピックで大忙しだった夏を終え、ロードレースに戻って来られたことを楽しんでいると認めています。
シャーは、「東京では多くのストレス感情と沢山のレースを抱えていましたが、ベルリンでのレースをとても気持ちよく終えたことが自信に繋がり、ロンドンに戻って来られてとても嬉しいです。」とコメントしました。
シャーは、フグのように今週末からのシカゴ・ボストンの2連戦に挑むことなく、月曜のボストンで優勝タイトルを保持することに集中します。
シャーは、「先週のベルリンからロンドンに向けての準備と同じように、ボストンに向けて準備をします。良く休んで良く食べて良く寝ます。あまり激しいトレーニングはせず、回復に専念します。」と話しました。
「シリーズXIIIの優勝タイトルはおまけのボーナスで、2019年と同じように強い状態でレースに戻って来られてとても嬉しいです。自分にプレッシャーをかけるタイプですが、こうして戻って来て、レースをこんなにも楽しめていることをとても嬉しく思います。」
シャーに続いたのは、アメリカのレジェンド、タチアナ・マクファーデンをかわして2位フィニッシュしたドイツの新星、まだ10代のメルレマリー・メニェで、フィニッシュ後に喜びを爆発させました。
メニェは、「素晴らしい気分です。ここでレースができることを非常に楽しみました。ロンドンは自分にとって、とても特別です。ミニマラソンには2回参加しているのですが、今日も、とても美しいロンドンを心から楽しみました。強い女子選手たちとともに競い、表彰台に乗れたことをとても誇りに思います。私は、このメジャーシーズンの戦いは今大会で終了ですが、また来年戻って来られることを楽しみにしています。」と語りました。
秋のメジャーシーズン5戦全てに挑むマクファーデンは、若きライバルを褒めたたえ、次のようにコメントしました。
「彼女の進歩をとても誇らしく思います。彼女は賢く、出場したシリーズ大会全てで良いフィニッシュをしています。彼女の姿は、若き日の自分と重なります。今後のレースに向けてリラックスできていますし、自信もあります。全体的にあまり考え過ぎないようにしています。出場するレース全てで表彰台を目指しているので、今日ここにこうして戻って来られたことを嬉しく思います。」
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