2月11日(木・祝)に"スポーツの広がり"パラ陸上チャレンジサポート「ガイドランナー教室」をオンライン形式で開催しました。
※左から関口スタッフ(アシスタント)、安田講師、M高史さん(アシスタント)
※撮影時のみマスクを外しております。
この教室は、東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金を活用しており、2020年度実施プロジェクトの一つ、『パラ陸上チャレンジサポート』として、"体験機会を創出することで魅力を伝え、参加した方が、その後も実際に競技を続けられるようにサポートする"という意図により、開催しています。
<参考:東京マラソン財団スポーツレガシー事業の活動報告・計画(PDF)>
今回は新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、オンライン形式での開催となりました。
日本ブラインドマラソン協会常務理事(強化委員長)であり、ONE TOKYOランニングクリニックの講師としてもご指導いただいている安田享平氏を講師に迎え、約1時間半、視覚障がいに関する基礎知識から、安田氏の経験も交えたガイドランナーの話まで、幅広くお話をいただきました。
講義の中では、スポーツレガシー事業チャリティ・アンバサダーのM高史さん、元箱根ランナーのジョグポート有明関口スタッフをアシスタントに、デモンストレーションもしていただきました。
前半は、M高史さんがアイマスクをして、普段の生活における視覚障がいのある方のガイドの仕方についてのデモンストレーションを実施。
平面だけでなく、段差がある場面でのガイドの仕方などについてご説明いただきました。
後半では、ブラインドマラソンで実際に使用する伴走ロープを使用し、
関口スタッフが視覚障がいをもつランナー役、M高史さんがガイドランナー役としてのデモンストレーションも実施しました。
関口スタッフはアイマスクをしての体験で「部屋の中の数メートルとはいえ、見えないことによる怖さがあったけれども、連携ができてくると駅伝のような連帯感が感じられる」と元箱根ランナーならではの感想を話していました。
M高史さんは普段もガイドランナーの活動もされていますが、普段は女性ランナーのガイドをすることが多く、背の高さが近い関口スタッフとのデモンストレーションは普段と違う気づきがあったそうです。
今後も、多くの方にガイドランナーへの興味をもっていただき、また、視覚障がいのあるランナーがマラソンを競技として続けられるような環境づくりをサポートしていきます。
東京マラソン財団スポーツレガシー事業を通じて、パラ陸上チャレンジサポートへご支援いただきありがとうございます。
今後も活動へのご支援 、よろしくお願いいたします。
※次回は3月13日(土)、皇居前広場にて実技を中心に開催予定です。
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