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AbbottWMM - 2020 Virgin Moneyロンドンマラソンのエリート選手発表

2020年9月30日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

2020 Virgin Money London Marathonでスター選手が勢揃い

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Virgin Moneyロンドンマラソンは、歴史的なレースとなる10月4日(日)の男女エリートレースの選手リストを発表しました。

男子エリートレースには、史上最も偉大なマラソンランナー、エリウド・キプチョゲ(KEN)とケネニサ・ベケレ(ETH)を筆頭に、サブ2:05の選手8名が出場。その中には、2019大会で2位となったモジネット・ゲレメウ(ETH)、3位のムレ・ワシフン(ETH)も含まれています。
サブ2:05ランナーとして更に名を連ねるのは、シサイ・レマ(ETH)、タミラト・トラ(ETH)、マリウス・キプセレム(KEN)、シュラ・キタタ(ETH)。そして、8月初旬に1時間競走のヨーロッパ記録を21.132kmで更新したソンドレ・モーエン(NOR)も参戦します。

世界陸連がマラソンのオリンピック選考を9月1日に再開しており、オリンピック出場基準となる2:11:30をクリアすべく目指して挑む選手もいます。

大会に更なるスーパースターの品格を加えるべく、Virgin Moneyロンドンマラソンは、これらのオリンピック出場候補者たちのペースメーカーをモハメド・ファラーが務めることを発表。
オリンピックで4回優勝しているファラーは次のようにコメント。「自分にとってロンドンマラソンは子供の頃から大切なイベントで、このことを依頼された時、自分がお手伝いできるなら素晴らしいと思いました。調子は良いですし自分のトレーニングにも調和するので、大会ウィークにはロンドンに行きます。
オリンピックの基準タイムを狙うイギリス選手たちとフォン・ロム(フランス)でトレーニングを積んでいるが、みんな良い仲間です。私はオリンピックで自分の国のために戦うことがどれだけ特別なことか分かっているので、他の選手がそれを達成するのを手伝えるのは素晴らしいことです。レース中止が相次ぐ現在の世界情勢において、10月のVirgin Moneyロンドンマラソンの開催は、オリンピックの基準タイムクリアを目指す選手にとって最高のチャンスです。」

Virgin Moneyロンドンマラソンのイベントディレクター、ヒュー・ブレイシャーは、「イギリスの陸上競技史上最も素晴らしいオリンピアンが、他の選手が東京オリンピック出場という夢を叶えるのを後押しすべくペースメーカーとして走るのです。これは、連帯感を示すファラー流の素晴らしい表現であり、彼の存在とサポートが、10月4日(日)に基準タイムを目指す選手たちにとって刺激になることは間違いないでしょう。」とコメントしました。

現時点で基準タイムをクリアしているイギリス人選手は、ファラーを除き2人のみ。オリンピックマラソン代表に既に選出されているカルム・ホーキンスと、1月のセビリア(スペイン)で2:10:03を出したJonny Mellorです。ファラーはオリンピックではトラック競技での出場を目指しています。

Mellorも第40回大会となる10月4日(日)の2020 Virgin Moneyロンドンマラソンを走る多くのイギリス人選手の一人であり、Mellorとともにスタートに立つイギリス人選手はChris Thompsonと、初出場となるRoss Millington、Ben Connorです。

-男子エリート選手一覧はこちら

国内の女子選手を率いるのは、昨年フランクフルトで自己ベストとなる2:26:40を出し、イギリス人選手の歴代ランキング6位に浮上したステファニー・トウェルと、2018年イギリス選手権女子チャンピオンに輝いたリリー・パートリッジです。

女子エリート選手陣の筆頭は、世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(KEN)。そして2:20以内の記録を持つ5選手も出場します:現世界チャンピオンのルース・チェプンゲティッチ(KEN)、2019バレンシアマラソン優勝のRoza Dereje(ETH)、2018 Virgin Moneyロンドンマラソン優勝のビビアン・チェルイヨット(KEN)、2019フランクフルトマラソン優勝のValary Jemeli(KEN)、2019アムステルダムマラソン優勝のDegitu Azimeraw(ETH)。
昨年のBMWベルリンマラソン優勝のアシェテ・ベケレ(ETH)、2019ローママラソン優勝のAlemu Megertu(ETH)、そしてサラ・ホール(USA)とシニード・ダイバー(AUS)も豪華な顔ぶれに加わります。

-女子エリート選手一覧はこちら

コロナウィルス感染拡大を受け、2020 Virgin Moneyロンドンマラソンのエリートレースは、ロンドン中心部に位置するセント・ジェームズ・パーク内の周回コースで開催されますが、フィニッシュは例年通り、大会を象徴するザ・マルとなります。
車いすレースも含む全てのレースは、テスト・クリケットやF1等の主要スポーツイベントと同様、安全が確保された閉鎖空間で開催されます。観客の沿道での観戦は禁止です。しかしながら、当日の大会の様子をBBC Sportが8時間ライブ中継予定です。

第40回大会を迎えるロンドンマラソン史上初めて、エリートレースのみの開催となります。
2020大会の一般レース参加者は、この第40回大会に、自身が選んだコースを26.2マイル走ることにより、世界のどこからでもバーチャルに参加することができます。(有料)
全完走者に、完走メダルとニューバランスの完走者Tシャツが贈られます。バーチャルレースのエントリーは8月26日に開始されました。また、2020大会の出走権を持つランナー・チャリティランナーは、その出走権を2021、2022、2023大会のいずれかに移行できます。

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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