ニュース

最新情報/告知情報の紹介です。

第6期(2019-2020)ダイヤモンドアスリート認定式・寄付者交流会にスポーツレガシー事業の寄付者をご招待しました!

2019年12月26日

2019年11月25日(月)、「第6期(2019-2020)ダイヤモンドアスリート認定式」の他に、第5期修了式、寄付者交流会、東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金を運用した「第1回リーダーシッププログラム」(主催:公益財団法人 日本陸上競技連盟)が行われ、スポーツレガシー事業の寄付者の皆さんをご招待しました!

2014年から始まったこのプログラムも、今回で6期目となりました。
第6期ダイヤモンドアスリートに認定されたのは8名。
うち6名が継続、2名が新たに認定されました!

191226_1.JPG

第6期ダイヤモンドアスリート(写真左から)
・塚本 ジャスティン 惇平選手(100m/200m)【継続】
・藤原 孝輝選手(走幅跳)【新規】
・小林 歩未選手(100mH)【継続】
・海鋒 泰輝選手(走幅跳)【継続】
・出口 晴翔選手(400mH)【継続】
・クレイアーロン 竜波選手(800m)【継続】
・中村 健太郎選手(やり投)【継続】※当日欠席
・鵜澤 飛羽選手(100m/200m)【新規】※当日欠席

そして今回でダイヤモンドアスリート修了生となったのは、下記の5名です。

・宮本 大輔選手(100m/200m)
・井本 佳伸選手(200m/400m)
・髙松 智美ムセンビ選手(長距離)※当日欠席
・藤井 菜々子選手(競歩)
・長 麻尋選手(やり投)

プレゼンターには、現在多くの国際大会で活躍されているダイヤモンドアスリート修了生の橋岡優輝選手(走幅跳)が登壇され、ダイヤモンドアスリートと修了生へ認定証・修了証をそれぞれ贈られました。

191226_2.JPG 191226_3.JPG

橋岡選手からダイヤモンドアスリートたちへ、「このダイヤモンドアスリートのプログラムを通して、様々な方々からお話を聞き、視野を広げることができました。また語学研修によって海外への不安を減らし、海外でチャレンジする機会を多くいただいた。この結果として、ドーハ世界選手権で8位に入賞することができました。ダイヤモンドアスリートであることを重視し、これからも精進してください。また、今回修了された皆さんは、ここからがシニアの第1歩ですので、よりいっそう気を引き締めて頑張ってください。」と、自身の経験を通じた激励のコメントがありました。

ダイヤモンドアスリートを代表して、継続認定されたクレイアーロン竜波選手からは「昨年度は国際大会を多く経験し、競技者として、人間としても大きく成長することができました。はじめは"ダイヤモンドアスリート"と言われてもピンと来なかった部分もありましたが、年を重ねていくにつれていかに注目される存在なのか、また沢山の方から支援していただいているということを実感しました。ご支援いただいている東京マラソン財団スポーツレガシー事業他、スポンサー企業をはじめ、皆さんにこのプログラムにご協力いただいていることに、感謝申し上げます。」と御礼のコメントをいただきました。

191226_4.JPG

また、来年からアメリカ・テキサス州の大学に進学するにあたり「ダイヤモンドアスリート像にも挙げられている『競技だけでなく、国際的に活躍できる人間』になれるように頑張ります。」と、進学先での抱負についてもお話されました。

最後に、修了生を代表して藤井菜々子選手からは「ダイヤモンドアスリートとして、様々なプログラムを受けたことで人として、選手として成長することができました。特に、リーダーシッププログラムや語学研修では実践的な力を身に付けることができました。私自身、東京マラソン財団スポーツレガシー事業をはじめスポンサーの皆様のおかげで、ドーハ世界選手権では7位に入賞することができました。東京オリンピックまで残りあとわずかとなりましたが、一人でも多くの選手が出場し、メダル獲得や入賞を獲得していきたいと思います。『日本陸上界を私たちが引っ張っていく』という強い気持ちをもって、今後も精進していきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いします。」と、修了生らしい、とても頼もしいコメントをいただきました。

参加された寄付者の皆さんは認定式終了後、第6期ダイヤモンドアスリートの皆さんと一緒に写真を撮っていただきました!

191226_5.JPG

寄付者交流会では、ダイヤモンドアスリートと修了生の皆さんと一緒にお話をしたり記念撮影をしたりなど、貴重な時間を過ごしました!
退室の際はダイヤモンドアスリートの皆さんにお見送りいただき、お土産をいただきました。

191226_6.JPG 191226_7.JPG 191226_8.JPG 191226_9.JPG 191226_IMG_3545.JPG191226_11.JPG

同日に「第1回リーダーシッププログラム」も行われ、スポーツレガシー事業運営委員の為末大さんが進行のもと、講師にラグビー元日本代表キャプテンの廣瀬 俊朗さんを迎えて、トークライブが行われました。

191226_12.JPG 191226_13.JPG

「最初は社会人になって4年でラグビーをやめようと思っていたつもりが、4年経ったころにチームのキャプテンを任され、キャプテンとしてチームをどう作っていくか考えるのが楽しくて、その後日本代表のキャプテンを任され、そういったステップを踏んで気付いたら10年が経っていた。」と、これまでの競技人生とその後を振り返りながら貴重なお話を伺いました。

最後に、ダイヤモンドアスリートの皆さんへ、「日本代表として勝ったら日本の全員が喜んでくれる、こんな幸せなことはありません。それがアスリートの『価値』だと僕は思います。僕にはもう出来ないです。」とお話しされました。

191226_14.JPG 191226_15.JPG 191226_16.JPG

■ダイヤモンドアスリートインタビュー

第6期ダイヤモンドアスリート(新規)
走幅跳:藤原孝輝選手

191226_インタビュー・藤原選手.jpg

Q.ダイヤモンドアスリートに選ばれた今の気持ちをお願いします。
A.率直に嬉しいです。選んでいただいたので、しっかりと記録を残していかないといけないなという責任感と、気合いが入りました。

Q.今後このプログラムを通して学びたいことは何ですか?
A.陸上選手としての知識がまだないので、英語など基礎的な部分をしっかりと学び、トップのアスリートと並んでも劣らない選手になりたいです。ダイヤモンドアスリート修了生で、同じ種目(走幅跳)の橋岡選手のようにしっかりと話せるように、そして大きな舞台で安定して記録を残せるように、身体も精神面も成長していきたいと思います。

*藤原孝輝選手から、スポーツレガシー事業寄付者の皆さんへメッセージ▽

第6期ダイヤモンドアスリート(継続)
100mH:小林歩未選手

191226_インタビュー・小林選手.jpg

Q.昨年度様々なプログラムを受けた中で、印象的だったプログラムは何ですか?
A.もともと英語には興味があったので、英語研修は楽しみでした。学校の英語の先生は日本人なので、当たり前ですが授業中も日本語が飛び交っているんですけど、英語研修の先生は外国人なので日本語が一切なく、全て英語だったのがすごく嬉しかったです。
私はヒアリングなら出来ますが、英語で話すことが出来きませんでした。ですが、研修のおかげで簡単な会話であれば英語で返せるようになりました。
また、リーダーシッププログラムでは、為末さんやフェンシングの太田さんから、トップのアスリートが行う練習方法やモチベーションの持っていき方、海外での試合のお話など、お二人の貴重な経験談を聞くことができ、参考にしています。

Q.今後の抱負などを教えてください。
A.今の自分のポジション(成績)をポジティブに考えて、記録を伸ばしたいです!

Q.今回新たにダイヤモンドアスリート認定された藤原選手、鵜澤選手へアドバイスやメッセージをお願いします。
A.自分がダイヤモンドアスリートに認定された時、嬉しかったのと同時に凄いプレッシャーを感じました。「私はダイヤモンドアスリートなんだから、もっともっと頑張らなくちゃいけない。」と思っていましたが、2019年は記録を伸ばすことが出来ませんでした。
新しくダイヤモンドアスリートに選ばれたふたりの選手もプレッシャーを感じることがあると思いますが、そういうことは気にしないで練習に集中して頑張って欲しいです。

*小林歩未選手から、スポーツレガシー事業寄付者の皆さんへメッセージ▽

ダイヤモンドアスリート修了生
100m/200m:宮本大輔選手

191226_インタビュー・宮本選手.jpg

Q.昨年度様々なプログラムを受けた中で、印象的だったプログラムは何ですか?
A.特に印象に残っているのは、リーダーシッププログラムの中で色々な分野の方々のお話を聞かせてもらったことです。
自分にはない考え方や、他の分野で極めている人たちの話を聞くことができて、自分にとってすごくいい経験になったと思います。
あとは英語や語学研修があったのですが、U20世界選手権や今年はユニバーシアードなどの国際大会に出た時に言葉の壁に動じず、そこをストレスに感じることなく競技を出来たのがすごくよかったなと思います。

Q.本日ダイヤモンドアスリート修了生となりましたが、今後の抱負を教えてください。
A.このプログラムを修了したということで、今後はシニアへの第一歩としてレベルがすごく高いシニアの方々の中でもしっかりと戦えるように練習を積んで、来年の東京オリンピックやその後もまだまだ続く競技生活でもしっかりと活躍できるように頑張りたいと思います。

Q.今回新たにダイヤモンドアスリート認定された藤原選手、鵜澤選手にアドバイスやメッセージをお願いします。
A.新しく認定された藤原くんは、今回修了生となった井本選手と同様、同じ洛南高校(京都府)出身なので、後輩としてダイヤモンドアスリートに認定されたことをとても嬉しく思います。ふたりともまだ高校2年生と若いので、ダイヤモンドアスリートに選ばれたことを弾みに、動じず前へ突き進んでいって欲しいと思います。

*宮本大輔選手から、スポーツレガシー事業寄付者の皆さんへメッセージ▽

東京マラソン財団スポーツレガシー事業は、日本のスポーツ界の未来を担うダイヤモンドアスリートをこれからも応援します。
引き続きスポーツレガシー事業並びにダイヤモンドアスリートへのご支援をよろしくお願いいたします。

ダイヤモンドアスリートについてはこちら▽
https://www.jaaf.or.jp/diamond/

スポーツレガシー事業についてはこちら▽
https://www.sportslegacy.jp/

191226_IMG_3549.JPGlogo_sportslegacy.pngcharity_rwh.png

  • 東京地下鉄株式会社