*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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ファラーがシカゴで厳しい戦いに挑みます
モハメド・ファラーはBank of Americaシカゴマラソンの優勝タイトル保持に向け、厳しい戦いを強いられます。
アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズXIIIの幕開けのレースとなる10月13日のレース。ファラーが優勝すれば、シリーズのエリートランキングで他の選手に先んじてリードすることができます。
オリンピックで4度の金メダルに輝いているファラーですが、次のレースでは、彼が2018年にシカゴで出した2:05:11を上回る記録を持つ選手5人が立ちはだかります。
ライバルの中には、2019年ボストンマラソンにおいてレリサ・デシサとのスリリングなスプリント勝負を制し優勝したケニアのローレンス・チェロノ、そして、かつてのシカゴチャンピオンで2018年の東京マラソンでも優勝しているディクソン・チュンバも含まれます。
ファラーは、ともに2時間4分を切る自己ベストを持つ、エチオピアのゲテネ・モラとヘルパサ・ネガサとの対戦も強いられることになります。
モラは、ドバイマラソンの大会記録を26秒更新する初マラソン最速記録を叩き出し2019年シーズンをスタートしました。ドバイでは初めて2時間4分を切るタイムとなった、彼の2:03:34というタイムは、マラソン史上8番目に速い記録となりました。このレースでは、ネガサが2:03:40でモラに続く2位でフィニッシュしています。
エリート女子のレースでは、2018年に圧倒的な強さで優勝したケニアのブリジット・コスゲイが、タイトル保持に挑みます。シカゴでの優勝に続き2019年Virgin Moneyロンドンマラソンでも優勝しているコスゲイは、自己ベストでも4分近く他を上回っており、明白な優勝候補です。
コスゲイがロンドンで出した2:18:20というタイムは、女子マラソン史上7番目に速い記録です。2019年の彼女の圧倒的な強さはマラソンだけにとどまらず、Peachtree 10K、ハーフマラソン2大会、5Kレースでも優勝しています。コスゲイは、今まで出場したマラソン10大会のうち、9大会で2位以内に入っています。
シカゴマラソン開催を前に、9月29日のベルリンマラソンにおいてシリーズXIIが終了となります。コスゲイは現在、女子のシリーズリーダーボードでトップに立っていますが、ベルリンのレース終了後まで1位の座を守れるかどうか、目が離せません。
*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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