*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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更なる8つの慈善事業がチャリティプログラムの恩恵を受ける
アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)シリーズXI最後の2レースを終え、AbbottWMM初となったチャリティプログラムも終了しました。
2017年4月にスタートしたVirgin Moneyロンドンマラソンから、各大会のマラソン男女・車いす男女の優勝者それぞれの名義にて、優勝者が選んだ寄付先へ1万ドル(約110万円)を寄付してきました。このチャリティプログラムは9月16日ベルリンで幕を開けるシリーズXIIで、再びスタートします。
ボストンでマラソン女子チャンピオンとなったデジレ・リンデンは、"826 Boston"を選びました。この団体は、十分な教育を受けてこられなかった6歳から18歳までの子どもたちに対し、自分の意見を自分の言葉で発することができるコミュニケーションスキルを身に付けることで自信を持たせ、学校や人生における成功を後押しする、若者向け読み書き能力支援団体です。
マラソン男子で予想外の優勝を収めた川内優輝は、東京の北部に位置する埼玉県の"Saitama Greenery Trust"を選びました。
(さいたま緑のトラスト運動は、県民の皆さんから広く寄附を募り、それを資金として土地や建物を取得したり、また寄贈や遺贈を受けたりして、埼玉の優れた自然や貴重な歴史的環境を、県民共有の財産として末永く保全していこうという運動です。昭和59年に県民主体の運動の推進組織として「さいたま緑のトラスト協会」が発足し、平成24年に公益財団法人に移行しました。この運動の資金となる「さいたま緑のトラスト基金」は、昭和60年に県に設置され、現在、この両者が一体となって運動をすすめています。)
風と雨の中で争われたボストンで、車いす女子チャンピオンとなったタチアナ・マクファーデンは、"The Play Brigade"を選択。誰もが自由に体を動かしたり、レクリエーションやスポーツに接する機会を提供すべく、ボランティアや企業、そしてコミュニティリーダーが運営する団体です。
そしてボストンの車いす男子チャンピオンであるマルセル・フグの名義において、ハイチの脊髄損傷者を支援する非営利団体"Haiti Rehab Switzerland"に1万ドル(約110万円)が寄付されました。
ボストンから6日後のロンドンでの優勝により、シリーズ首位に躍り出たエリウド・キプチョゲは、寄付先として" Able Child Africa "を選びました。
有力なイギリスのチャリティ団体であるAble Child Africaは、アフリカの障害児やその家族に健康衛生や教育など直接的な支援を行うだけでなく、イギリスや海外において権利擁護活動や影響力のある活動を行っています。
マラソン女子チャンピオンのビビアン・チェルイヨットは、"Laureus"に寄付をしました。Laureusは、子供や若者が直面している暴力や犯罪、差別、教育欠如、失業、そして予防可能な病気などの社会問題に取り組むべく、35の国において、スポーツを基本とした100以上のコミュニティプログラムをサポートしています。
スリリングなスプリントフィニッシュで、8度目のロンドンマラソン車いす男子タイトルを獲得したデヴィッド・ウィアーは、自身の"Weir Archer Academy"への寄付を即決しました。アカデミーは、サウス・ロンドン、サリー、サセックス、そしてハンプシャーの学校と協力し、あらゆるレベルと能力の選手に専門的なコーチングサポートを提供しています。また、South Eastのクラブやコーチと協力して、資金不足の州の国際的成長のために、アカデミーで学べる機会を提供しています。彼らの使命は、障がい者スポーツの拠点となり、障がいを持つ人々がスポーツを通じ目標を達成することをサポートすることです。
AbbottWMMの車いすレースにおいて初優勝したオーストラリアのMadison de Rosarioは、イギリスを拠点としたチャリティ団体である"Get Kids Going!"を選びました。障がいを持つ子供や若者(26歳まで)にスポーツに参加する機会を提供します。
様々な境遇かつ様々な障がいを持つ全ての子どもたちをサポートしている彼らは、子どもたちが成長し小さくなった用具を他の子どもたちにリサイクルし、全ての用具を無駄なく活用することを誇りとしています。
シリーズXIにおける最終寄付金は、総額28万ドル(約3,080万円)に上りました。
AbbottWMMのGMであるティム・ハジマは「シリーズXIから始まったチャリティプログラムは、AbbottWMMが世界に与えるインパクトに新たな側面を加えました。」
「私たちはチャンピオンにとって大事な寄付先を選ぶ機会を提供し、そしてそれらの団体が行う素晴らしい活動を知ることで、彼らをこのような形で支援できることを誇らしく思います。このプログラムを通じ、どのような長期的なインパクトを与えていけるか楽しみです。」と話しました。
*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。