本日1月22日(月)会見を行い、海外・国内の車いすマラソン招待選手、エリート出場選手を発表しました。
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東京マラソン2018車いすエリートレース展望
昨年の2017大会は新しいコースになり、記録が出ることをイメージしていました。
しかし、初めてのコースという事もあり、選手たちは躊躇し、駆け引きが入り、男子が1時間28分01秒、 女子が1時間43分27秒とタイムは伸びませんでした。
大きな登り下りが少なく、車いすマラソンとしては仕掛けどころが難しいイメージの東京マラソン。
フィニッシュ手前の丸の内仲通りの石畳は思った以上に長くて跳ね上がり、漕ぎにくく、そして行幸通りへの最終コーナーが勝負どころとなりました。2017大会では、男子が6人、女子は3人がフィニッシュまで競り合いました。
そして、新コースとなって2回目となる今年は集団から逃げ切る、新たな展開を誰かがつくることを期待して選手招聘をしました。
海外からは、男子が絶対的な強さを持つマルセル・フグ(スイス)をはじめ、クート・フェンリー(オーストラリア)、エルンスト・バンダイク(南アフリカ)、ジョシュア・ジョージ(アメリカ)、ラファエル・ヒメネス(スペイン)、女子は昨年の優勝者アマンダ・マグロリー(アメリカ)、マニュエラ・シャー(スイス)、タチアナ・マクファーデン(アメリカ)、スザンナ・スカロ二(アメリカ)と、世界ランキングの上位選手を招待しました。
国内からは、男子がディフェンディングチャンピオンの渡辺勝、鈴木朋樹、吉田竜太、山本浩之、西田宗城、 女子は中山和美、喜納翼を招待選手として挑みます。
昨年走った選手、今年初めて走る選手、新たな攻めのレースプランで世界記録を狙ってもらいたいです。
丸の内へ最初に帰ってくるのは誰なのか? 誰がフィニッシュテープを切るのか? 今年もスタートからフィニッシュまで、車いす選手の熱い走りへ、応援をよろしくお願い致します。
東京マラソン車いすレースディレクター
副島正純
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