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2024年3月3日(日)に開催する「東京マラソン2024」に向け、一般財団法人東京マラソン財団は日本最大級のランニングトレードショー「東京マラソンEXPO 2024」を東京ビッグサイトにて開幕いたしました。
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書家・アーティストの岡西佑奈さんが力強く「東京」と描く書道パフォーマンスで華々しく開幕したオープニングセレモニーには、オフィシャルパートナーを代表して東京地下鉄株式会社の福田至常務執行役員、東京マラソン2024公式イメージソング「Winner」を歌うEXILE THE SECONDの橘ケンチさん、書道パフォーマンスを披露した岡西さん、東京マラソン財団の早野忠昭理事長が出席。主催者を代表して挨拶に立った早野理事長はまず、能登半島地震で被災された皆さまへお見舞いの言葉を述べた後、コース上の給水所において石川県銘菓を給食として配付、東京マラソンEXPO 2024での募金箱の設置、チャリティバーチャルランおよびチャリティオークションの実施など、東京マラソン財団として支援に取り組んでいくことを述べました。
また、今大会のメインビジュアルで表現されているコンセプト「Tokyo, My favorite place...」について触れた早野理事長は「東京マラソンが終わった後に、みなさんがどのように東京を楽しんでいただけるか。to runでもto liveでも何でもいいと思います。そうした思いが最後に3つ並んでいるドットにも込められています。また、たくさんのパートナーさん、ボランティアさんに支えられたEXPOの3日間もぜひ楽しんでください」と参加するランナーに向けて呼びかけました。
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続けて、橘さん、岡西さんらも加わってゲート除幕を実施。午前10時に晴れてゲートがオープンすると、朝早くから集まった国内、海外の多くのランナーがボランティア、スタッフらの拍手に迎えられて大会本番に向けたランナー受付を行いました。今大会は、昨年に続き定員3万8000名のランナーが参加。EXPO初日から多くの海外ランナーとその家族も訪れていました。
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「東京マラソンEXPO 2024」には大会のプレミアパートナーである東京地下鉄株式会社、メジャーパートナーであるスターツコーポレーション株式会社、アシックスジャパン株式会社、大塚製薬株式会社などの「オフィシャルパートナーゾーン」をはじめ、「共催メディアゾーン」「東京コミュニティゾーン」などに85のブースが出展され、最新のスポーツギアやスポーツアパレルの販売、多くのデモンストレーションなど様々なコンテンツを楽しむことができます。
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その中でも朝一番から長蛇の列ができるほどの人気だったのがアシックスのブース。大会限定Tシャツ&シューズなどが展示・販売されたほか、発売前の新作シューズを履いて試走できる体験コーナーが設置されていました。実際にトレッドミルで試走していた東京都からお越しの渡邊さんにお話をお伺いしたところ、「これが目当てで、もう待ちきれなくて朝からEXPOに来ました。感触はすごく良かったですね。もう買う気満々です(笑)」と笑顔。また、東京マラソンは昨年、一昨年と2年連続で走ったとのことで「特に去年は海外のランナーも走れることになりましたので、物凄く規模が大きな大会だなと改めて感じました。秋の東京レガシーハーフマラソンも走ったのですが、やはり大都会の中心やスカイツリー、東京タワーのすぐ近くを走れる非日常感が楽しいですね」と、大会の魅力を語っていただきました。今年は残念ながらエントリーの抽選に漏れてしまったとのことで、また来年の出走を目指すとのことです。
一方、東京メトロのブースでは制服を着た駅員さんと沿線地域応援キャラクター「メトポン」がお出迎えし、多くの来場者から記念撮影を求められるなど大人気。また、第1回大会からオフィシャルタイマーを担当しているセイコーグループ株式会社のブースでは自身の目標タイムをタイマーに表示して記念撮影できるスポットを設置。3日の本番に出走するランナーはそれぞれの目標タイムといっしょにポーズを決めて写真に収まっていました。
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そのセイコーグループ株式会社のブースに、夫婦で参加されていた中村さんご夫妻に声をかけたところ、「今回が初のフルマラソン。目標タイムは5時間ジャストです」と奥さま。もともとは、旦那さまがちょうど50歳になられたことを記念して夫婦で東京マラソンに参加しようとしたところ、奥さまだけが当選。記念のレースに夫婦で参加できなかったことにちょっぴり残念そうなお二人でしたが、「初マラソンが東京というのはすごく良い思い出になると思います。9月、10月にハーフを走って、2月には30km走もクリアしました。準備は万端だと思うので、とにかく走り切りたいです!」と奥さまはやる気十分。サポート担当となった旦那さまは当日、各チェックポイントを回って応援するとのことで「目標タイムに向かって頑張ってほしいですね。レース後のご褒美飯はもう決めているので、美味しいビールを一緒に飲めたらいいなと思います」とエールを送っていました。
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そのほか、スターツコーポレーション株式会社のブースでは東京マラソン2024の実際のコース映像を解説付きで紹介し、大塚製薬株式会社のポカリスエットブースではレース直前やレース中の「いつ?」「どんな栄養を摂取すればよいか?」というお役立ち情報を展示。一般出展社ゾーンではお祭りや銭湯といった日本文化をアピールするブースもあり、国際色豊かなEXPOに華を添えていました。
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また、東京マラソンは、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティと並び、世界で最も名高く大規模な6つのマラソン大会である「アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)」の1つです。AbbottWMMレースを走破することは、エリートランナーのみならず、世界中の一般ランナーにとっても大変名誉なことであり、6大会全てを各大会の制限時間内に完走したランナーは「Six Star Finisher(※1)」と呼ばれ、記念のSix Starメダルが授与されます。昨年の「東京マラソン2023」では3033名ものランナーが「Six Star Finisher」となり、「単一マラソン大会におけるSix Starメダル最多獲得者」のギネス世界記録を達成しました。今年も東京マラソンでの「Six Star Finisher」の達成、あるいはこれから6大会の完走を目指すランナーがアボット・ワールドマラソンメジャーズのブースを数多く訪れ、ランナー同士でワールドワイドな交流を深めていました。 (※1)東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソンの6大会全てを各大会の制限時間内に完走したランナー
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「東京マラソンEXPO 2024」にはランナーだけではなく初日から多くのボランティアの方たちが来場しました。ランナー受付では、今大会で初めて参加するボランティア、何大会も続けて参加している先輩ボランティアが一緒になって、国内・海外のランナーたちを笑顔でサポート。大会当日に活動するボランティアのためのボランティア受付も設置されており、 、大会の成功に向けて、ランナーと同じくらいにボランティアの熱気とやる気が会場にあふれていました。
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ボランティア受付では、大会を支えてくれるボランティアへ"ありがとう"を届ける、バナーが用意されています。これから足を運ぶ方は、ぜひボランティアの皆さんに感謝のメッセージを書いてください。
ランニング愛好者をはじめ、様々な方に楽しんでいただくことができる「東京マラソンEXPO 2024」 は、3月2日(土)まで開催しています。最終日は最終入場が17:30となりますので、時間に余裕をもってお越しください!