ニュース

最新情報/告知情報の紹介です。

AbbottWMM - 2022ボストンマラソン 見どころ紹介

2022年4月15日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

ボストンマラソンで注目すべき5つのストーリー

220415_boston-pre-header-NL.jpg

大会開催が近づくボストンマラソン。毎年多くのドラマが誕生しますが、今年126回目を迎える今回の大会も例外ではありません。ここでは、大会当日(愛国者の日、4月18日)に注目すべき5つのストーリーをご紹介します。

1. タイタンの戦い

昨年11月には、ペレス・ジェプチルチルとジョイシリン・ジェプコスゲイが2人揃ってAbbottWMMシリーズXIIIの女子チャンピオンになるという歴史的な出来事がありました。今回はボストンの街で2人が直接対決します。ジェプコスゲイは、2019年のニューヨークシティ、2021年のロンドンを制覇しており、コースが変わってもメジャー大会で活躍できることを証明しています。一方ジェプチルチルは、2021年に札幌で開催されたオリンピックにおいて、体力を消耗する暑さの中で優勝を収め、さらにはその後のニューヨークシティでも勝利を掴み取りました。ボストン市内へと続くアップダウンの激しいニュートンの丘を2人がどのように攻略するか、目が離せません。

2. フグは最後のカーブを制することができるか?

昨年のボストンでは、スイスのスター車いす選手、マルセル・フグとマニュエラ・シャーが男女で優勝を収めました。フグは昨年、集中の余り、フィニッシュ前の直線コースへと向かう最後の右カーブを曲がり損ねるというミスを犯し、大会記録をあと一歩で逃しました。フグが再び大会記録更新を狙う場合には、同じ右カーブを問題なく曲がれるかどうかに観客の熱視線が送られることになります。

3. スプリント勝負の歴史は繰り返すのか?

男子レースでは、ホプキントンのスタートラインに過去大会のチャンピオン6名が勢揃いします。この中には、2019年にフィニッシュ前の激闘を繰り広げた、レリサ・デシサとローレンス・チェロノも含まれています。AbbottWMM大会における最も素晴らしいフィニッシュシーンの一つとなったあの日の勝負を制したのは、エチオピアのデシサを僅差で交わしてテープを切ったチェロノでした。今年も再びフィニッシュ間際の激闘が見られるか、期待が募ります。

4. 夫婦の絆でSix Star達成

一緒に走るカップルは長続きする、と言われることがあります。そして、それが事実であることを示す光景を、今年のボストンマラソンのフィニッシュ後のSix Star Finisherメダル授与テントでも目の当たりにするでしょう。実に9組の夫婦が、今年のボストンマラソンでSix Starの旅を完結する予定で、中には、6大会全てを一緒に並走し、メダルを手にすることになる夫婦もいます。メダル授与テントでの感動のシーンに備えてハンカチを用意しておきましょう。

5. Boston Athletic Associationのプレジデント & CEOであるトムに、ありがとう!

第126回を迎えるボストンマラソンは、Boston Athletic Association(B.A.A. 、ボストンマラソン主催団体)のプレジデント&CEOであるトム・グリルク氏にとって現役最後の大会になります。同組織に40年間携わってきたグリルク氏は、大会後、シニアアドバイザーに就任します。グリルク氏は、アボット・ワールドマラソンメジャーズの創設メンバーにボストンマラソンが加わる際に貢献し、この変化の多い時代に、B.A.A.、ボストンマラソン、そしてAbbottWMMを導き高めるべく尽力しました。AbbottWMMファミリーの心からの感謝の意を示すとともに、更なる活躍に期待します。

女子エリート選手の紹介はこちら
男子エリート選手の紹介はこちら

原文はこちら

awmm_14.png

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

  • 東京地下鉄株式会社