2018年9月5日(水)、「車いすランニングクリニック」が江戸川陸上競技場にて開催されました(主催:一般社団法人ウィルチェアアスリートクラブ ソシオSOEJIMA)
このイベントは、東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金を活用し、2018年度実施プロジェクトの一つ「車いす陸上チャレンジサポート」とし、"車いす陸上体験教室に参加した方が、実際に競技を続けられるようにサポートする"という意図により開催されています。
講師は、東京マラソン車いすレースディレクターの副島正純氏です。
アテネパラリンピック銅メダリストという輝かしい実績を持ち、かつ2016年のリオパラリンピックにも日本代表として出場した現役トップアスリートです。
今回は、10月6日(土)から始まるアジアパラ競技大会の代表選手でもある、中村嘉代選手もランニングクリニックに一緒に参加してくださいました。
世界を舞台に戦う現役トップアスリートのおふたりと共にトラックを走ることのできる、とても豪華な「ランニングクリニック」となりました!!
私たち東京マラソン財団職員も、レーサーに乗せてもらい、トラックを1周させてもらいました!!初めてレーサーに乗車し、実際に走行してみると、トラックを曲がりきれずにまっすぐに行ってしまう場面も。それでも後ろに重心がいかないよう、手厚くサポートしていただいたので初めてでも安心して試乗体験を行うことができました。
各自でアップを行い、その後参加者のみなさんは副島選手と一緒にタイム計測を行いました。タイム計測は、100m×3本、800m×1本、400m×1本を行いました!!
走り終わる毎にタイムを読み上げてもらい、参加者の皆さんは自分のタイムを確認していました。副島選手は、1本タイムを図り終わる毎にアドバイスをしたり、参加者のリクエストを聞いたりと丁寧に指導されていました。
参加者のみなさんには、10月27日(土)に行われる東京マラソン財団オフィシャルイベント「東京トライアルハーフマラソン2018」内で開催される「チャレンジ車いす3kmレース」のご案内もさせてもらいました!!「車いすランニングクリニック」での練習の成果を発揮してもらえるよう、私たちも慎重に準備を進めていきます!!
車いすに乗っている方、乗っていない方にも興味を持ってもらい、車いすの試乗~レーサーでの練習等、競技として車いす陸上を続けていけるような環境づくりをサポートしていきます。
次回、「車いすランニングクリニック」は10月3日(水)の17:00~19:00で行います。スポーツレガシー事業の寄付者様もぜひ、車いすの試乗や、実際の練習風景の見学にいらしてください。(お問い合わせ先:charity_pr@tokyo42195.org)
主催:一般社団法人ウィルチェアアスリートクラブ ソシオSOEJIMA
(公式ウェブサイト:http://sociosoejima.com/)
▽スポーツレガシー事業の詳細は、こちらをご参照ください。
https://www.sportslegacy.jp