*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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エドナ・キプラガトがSix Starの栄光を狙う
AbbottWMMシリーズ女子チャンピオンの座に3度輝いているエドナ・キプラガトは、9月に開催される2018 BMWベルリンマラソンを走ることでSix Star Finisherになります。
世界チャンピオンの座にも2度輝いているキプラガト(ケニア)は、ベルリン出場の意志があることを本日発表しました。彼女がドイツの首都でフィニッシュすれば、マラソン女子エリート選手として初めて、あの名高いSix Star Medalを手にすることとなり、自身のマラソンキャリアにおける更なる偉業を達成することになります。
38歳のキプラガトは、2010年TCSニューヨークシティマラソンでの優勝と、それに続く2011年4月のVirgin Moneyロンドンマラソンでの2位入賞を皮切りに、AbbottWMMでの長い旅路をスタートしました。その後2011年テグの世界選手権で金メダルを獲得、2012年のロンドンでも優勝し、自己ベスト2:19:50を出しました。
2013年には再びロンドンで2位となり、同年モスクワで開催された世界選手権で2度目の金メダルを獲得しました。
2014年、キプラガトはロンドンのザ・マルで勝利を収め、遂に表彰台の頂点に立ちました。
2016年もAbbottWMMにおける素晴らしいパフォーマンスは続き、東京での3位、シカゴでの2位と、2度の表彰台に輝きました。さらに2017年のボストンでも優勝を収めています。
その後2017年のロンドン世界選手権でも順調に2位となったキプラガトは今、9月16日のブランデンブルグ門を背に表彰台に立つことを狙いに定めています。
しかしキプラガトは、エチオピアのティルネシュ・ディババとのタフな戦いを強いられることとなります。現シカゴチャンピオンのディババは、シリーズXI最終戦の2018年Virgin Money ロンドンマラソンで途中棄権し、メアリー・ケイタニーに次ぐシリーズ2位に終わっています。自身初のベルリンマラソンで結果を残し、シリーズXIIで良いスタートを切りたい考えです。
32歳のディババは、連続2大会のオリンピック(2008年、2012年)において3個の金メダルを獲得、2003年~2013年の世界陸上では5回チャンピオンに輝いています。更には、世界クロスカントリー選手権でも4度優勝しています。
ディババの自己ベストは、2017年Virgin Moneyロンドンマラソンで2位になった際に出した2:17:56で、この記録は女子マラソン史上3番目に速い記録となっています。
ケニアのグラディス・チェロノ(35歳)も、2017年の優勝タイトルを保持すべくスタートラインに立ちます。
更なる詳細は、下記ベルリンのリリースをご確認ください:
2018 BMWベルリンマラソンで、ティルネシュ・ディババが強豪女子選手陣を率いる
今年で45回目を迎える2018 BMWベルリンマラソンの女子エリート選手陣は、長い歴史の中でも最も強豪選手揃いです。筆頭は、女子長距離界において史上最も才能ある選手、エチオピアのティルネシュ・ディババです。32歳のディババは、連続2大会のオリンピック(2008年、2012年)において3個の金メダルを獲得、2003年~2013年の世界陸上では5回チャンピオンに輝いています。更には、世界クロスカントリー選手権でも4度優勝しています。ディババの自己ベストは、2017年Virgin Moneyロンドンマラソンで2位になった際に出した2:17:56で、この記録は女子マラソン史上3番目に速い記録となっています。ディババはベルリンでこの記録の更新を目指しており、気候条件が揃えば、イギリスのポーラ・ラドクリフが2003年に樹立した世界記録2:15:25を更新するチャンスも見えてきます。
ティルネシュ・ディババとともにスタートラインに立つのは、2:20を切る自己ベストを保持する4選手です。ケニアの35歳、グラディス・チェロノは2度ベルリンで優勝しており(2015年、2017年)、1度目の優勝の際に自己ベスト2:19:25を出しています。
最も経験豊かな選手は38歳のエドナ・キプラガトです。ケニアのキプラガトの戦績は、ベルリンに出場する他のライバルの中で最も素晴らしく、世界選手権ではチャンピオンのタイトルを2回(2011年、2013年)、そして2017年には銀メダルを獲得しています。また、2010年TCSニューヨークシティマラソン、2014年Virgin Moneyロンドンマラソン、2017年ボストンマラソンで優勝しています。彼女の偉業はそれに留まらず、アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズで表彰台に上った回数は数え切れません。ロンドンでは2011年から3年連続2位となっており、2016年の東京で3位、同年のシカゴでも2位となっています。
エチオピアのエブルグアル・メレーゼ(28歳)も経験豊かなランナーです。マラソンは既に14大会に出場しており、2015年のプラハマラソンで優勝、そして、シカゴ(2017年、2018年)、2014年のパリ、2017年のフランクフルトで2位に輝いています。2018年1月のドバイで3位に入賞し自己ベストを更新しています。
33歳のエチオピア選手アセレフェチュ・メルギアは、2009年にベルリンで開催された世界選手権で銅メダルを獲得しており、かつて良い結果を残しているベルリンの街に良い印象を抱いているはずです。彼女もまたドバイマラソンで素晴らしい記録を残しており、2011年、2012年、2015年と3回1位になっており、ハットトリック優勝を収めています。
その他、注目すべきエチオピア選手は、昨年のベルリンマラソンで2位に入り自己ベスト2:20:41 を出したルティ・アガです。また、日本からは、初マラソンとなった今年の大阪国際女子マラソンで優勝し、2:22:44を出した松田瑞生が出場します。
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