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AbbottWMM - 2017 Bank of Americaシカゴマラソン 大会後レビュー

2017年10月11日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

ゲーレン・ラップとティルネシュ・ディババがシカゴを席巻、AbbottWMM大会での初勝利を収めました

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第40回Bank of Americaシカゴマラソンで、ゲーレン・ラップとティルネシュ・ディババが世界レベルの選手陣を下し、アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)シリーズ大会での初優勝を収めました。車いすレースでは、マルセル・フグとタチアナ・マクファーデンが優勝し最高ポイントとなる5ポイントをシリーズXI獲得ポイントに加えました。

ラップは終始快適な走りを見せ、ディフェンディングチャンピオンのアベル・キルイをラスト5kmで引き離し、スローペースの男子レースを2:09:20で制しました。オリンピック銅メダリストのラップにとって4回目のマラソンで、自己ベストをマークしました。ディババは前半を68:48で走り、30km以降はレースを支配。4月のロンドンでマークした自己ベストまでわずか1分に迫る2:18:39でフィニッシュしました。
ラップはこの勝利により25ポイントを獲得し、AbbottWMMのリーダーボードにおいて、ジェフリー・キルイ、ダニエル・ワンジル、エリウド・キプチョゲと並ぶ1位タイに躍り出ました。ディババは合計41ポイントで女子リーダーボードの単独トップとなりました。
ラップは、父親の育った街において、ハリド・ハヌーシの優勝以来15年振りとなるアメリカ人男子選手としての優勝を収め、忘れられない一日となりました。

大きな先頭集団は前半65:49というスローペースで進んでいましたが、30km地点でキルイがペースを上げたことにより、元世界記録保持者のデニス・キメットと元ニューヨーク優勝者のスタンリー・ビウォットが脱落(棄権)しました。しかしラップには終始ゆとりが感じられ、元オリンピック10,000m銀メダリストは、35km過ぎに動きを見せ、1マイルのスプリットタイム4:30、4:31というペースで走り、後半を63:31で走り切りました。
元世界チャンピオンのキルイは、タイトル保持は逃したものの、優勝者と28秒差の2位につけ嬉しそうな様子を見せました。ケニアのバーナード・キピエゴは2:10:23で3位に入りました。キルイはシリーズポイント20ポイントで現在5位、キピエゴはシリーズポイント9ポイントを獲得しました。

ディババは6か月前のロンドンで、病気と胃腸の不調により、世界記録更新に向け勢いを増すメアリー・ケイタニーを追いかけることしかできませんでした。しかし今回はディババが中間地点前で集団を崩しにかかり、Brigid Kosgeiとともにディフェンディングチャンピオンのフローレンス・キプラガトを引き離しました。その後10kmの間Kosgeiがディババの勝利を脅かす場面もありましたが、30kmを過ぎ、苦しむキプラガトが棄権する中、Kosgeiもオリンピック3回優勝のディババに引き離されました。
そこからはディババの独壇場で、トラック競技におけるエチオピアのレジェンドは、ロンドンでの3位、2位に続く3回目のマラソン挑戦にして初の優勝を掴むべく走り続けました。ディババはそのままコロンバスドライブを進み、2位に約2分の差をつけてフィニッシュしました。

Kosgeiは自己ベストを4分半以上更新する2:20:22で2位、そして、ジョーダン・ハセイが2:20:57で3位に入り、アメリカにとって素晴らしい一日を締めくくりました。オレゴンを拠点に活動するハセイのこの記録は、自己ベストを2分以上更新するものであり、かつ、長年に渡りジョーン・ベノイトが保持していたシカゴのコースにおけるアメリカ人女性選手最速タイムも更新するものでした。

ディフェンディングチャンピオンたちが低迷する結果となったエリートマラソンレースでしたが、車いすレースではディフェンディングチャンピオンが無敵の強さを誇り、フグが2回目、マクファーデンが8回目のシカゴ優勝タイトルを獲得しました。

フグは終盤まで男子レースを支配することなく進め、ラスト5kmで前に出て大きな集団に1分差をつけるリードを奪いました。"シルバーブレット"は、コロンバスドライブで2位以下を大きく引き離し優雅にフィニッシュ。オーストラリアのクート・フェンリーは2016年に続き2位でフィニッシュし、さらに1秒差でスペインのJordi Madera Jimenezが3位に入りました。
3週間のうちにAbbottWMMで2勝を収めたフグは、66ポイントで男子リーダーボードのトップにつけ、シリーズタイトルの保持に向け軌道修正を完了した形です。フェンリーはロンドンマラソン優勝者のデヴィッド・ウィアーと並ぶ25ポイントで2位となりました。

女子レースでは、レースを長時間引っ張っていたマニュエラ・シャーを、地元の期待タチアナ・マクファーデンが終盤で下し優勝。スイスの男女優勝は阻止されました。

マクファーデンは、血栓の手術から数週間で臨んだ4月のボストンでシャーに敗れ、その後のロンドンマラソンは欠場しました。しかし、シリーズXチャンピオンは、ラストのコーナー2カ所で得意のスプリント力を発揮しシカゴでの7年連続優勝を収め、復活を遂げました。

シャーはアメリカのスターに勝つべく世界記録ペースでレースを進めましたが、マクファーデンは先頭集団の後ろに張り付き風をよけ、その後再びチャージをかけて1:39:15でフィニッシュしました。同じアメリカのアマンダ・マグロリーは、トレーニングパートナーに食い下がり同タイムで2着となり、2秒遅れでシャーが3位に入りました。

マクファーデンは25ポイントを獲得し、AbbottWMMリーダーボード3位に浮上。シャーは59ポイントで依然トップ、マグロリーは32ポイントで2位となっています。オーストラリアのMadison de Rozarioが4位、イギリスのSammi Kinghornが5位となり、ともに初のAbbottWMMポイントを獲得しました。

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※AbbottWMMシリーズXI 最新のリーダーボードはこちら

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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