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AbbottWMM - 2017 ボストンマラソン エリート全選手発表

2017年1月23日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

10ヶ国から44名のエリート選手が出場

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32年に渡りボストンマラソンのメインスポンサーであるジョン・ハンコック・ファイナンシャルは、4月17日の第121回ボストンマラソンのエリート選手を発表しました。選手リストは以下の通り。6名のボストンマラソンチャンピオンと15名のアメリカトップ選手が世界の強豪男女選手陣に挑みます。彼らはオリンピックや世界陸上だけでなく、アボット・ワールドマラソンメジャーズでの22個のメダルも含む国際マラソンレースで89個のメダルを獲得しています。出場選手の中に19名のオリンピック選手がいます。

世界記録保持者デニス・キメットが、自己ベスト2:05:30以内の選手9名を引っ張ります。キメットはシカゴと東京で優勝しており、2014年優勝したベルリンで2:02:57の世界記録を樹立しました。彼はまた25kmの世界記録保持者でもあります。キメットの良きライバルとなりそうなのは、ベテランランナーであり同じくケニアのエマニュエル・ムタイ、パトリック・マカウそしてサミー・キトワラです。2014年ベルリンレースでキメットに次ぐ2位でフィニッシュしたムタイは、ロンドン(2011)とアムステルダム(2007)で優勝し、2009年世界陸上ベルリン大会で銀メダルを獲得しました。前世界記録保持者であるマカウは、ベルリンで2回、そして福岡国際、ロッテルダム、フランクフルトで優勝しています。キトワラはハーフマラソンを1時間以内で6回走り、昨年12月の台北マラソンでは優勝しています(CR2:09:59)。

2016ボストンマラソンチャンピオンであるエチオピアのレミ・ベルハヌ・ハイレは、同じくエチオピアのイエマネ・ツェガエ、ディノ・セフィルそしてSisay Lemmaと一緒に出場し、タイトル防衛を狙っています。昨年のボストンで3位に入賞したツェガエは、2015年世界陸上北京大会銀メダルを獲得、そして昨年12月の福岡国際優勝によって国際大会で9つの優勝を手にしています。

さらに4名のケニア選手も出場します。2012年ボストンマラソンチャンピオンのウェズリー・コリール、過去ボストンで2位と3位に入賞し、アムステルダムで3度、そしてロッテルダムで優勝しているウィルソン・チェベトも出場します。2012年世界ジュニア陸上バルセロナ大会で10,000ⅿ銅メダルの新鋭ジェフリー・キルイと2016年ボストンハーフマラソンチャンピオンのダニエル・サレルもボストンマラソンデビューで表彰台を狙っています。

オリンピック選手であるエリトリアのヤレド・アスメロン、シンバブエのカットバート・ニャサンゴ、カナダのエリック・ギリスもまた出場します。アスメロンの注目すべきキャリアは2004年アテネオリンピック8位入賞と2007年世界陸上大阪大会4位入賞です。ニャサンゴはジンバブエ記録保持者であり、2012年オリンピックロンドン大会で7位入賞しています。ギリスは3回オリンピックに出場しており、最近では2016年リオオリンピックで10位となっています。

先日発表したアメリカエリート男子出場選手では、2014年ボストンマラソンで優勝し、2004年アテネオリンピック銀メダリストのメブ・ケフレジギ、2016年リオオリンピック銅メダリストのゲーレン・ラップ、2016年オリンピック出場のジャレッド・ワード、オリンピックに4回出場しているアブディ・アブディラマン、そしてShadrack Biwott、Sean Quigleyも出場します。
また2016年オリンピックアメリカ代表選考大会で4位となり、2015年シカゴマラソンでアメリカ人最高の4位でフィニッシュしたLuke Puskedraも出場することとなりました。

女子選手についても、ジョン・ハンコックは自己ベスト2:23:23以内の選手を9名集めました。世界選手権2回優勝のエドナ・キプラガトは、出場選手の中で最も実力のある選手の一人です。キプラガトはロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで優勝したことがあり、アボット・ワールドマラソンメジャーズ2013-2014シリーズのチャンピオンです。昨年は東京を2:22:36で3位、シカゴを2:23:28で2位となっています。同じくケニアからは2015年ベルリンで優勝し、2014年世界ハーフマラソン選手権優勝のグラディス・チェロノ、そして2015年ボストンと過去にはプラハとラスベガスで優勝しているキャロライン・ロティチも出場します。

Valentine Kipketer、Joyce ChepkiruiそしてBrigid Kosgeiもケニアチームとして出場します。Kipketerはアムステルダムとムンバイで優勝したことがあり、Chepkiruiはアムステルダムそしてホノルルでは2回優勝しています。Kosgeiは2016年ホノルルとミラノで優勝しています。

エチオピアからは2016年チャンピオンのアツェデ・バイッサだけでなく2014年ボストンチャンピオンであり大会記録保持者のブズネシュ・ディバもレースに戻ってきます。さらには2012年世界ジュニア陸上競技選手権で5,000ⅿ銀メダル、昨年のウィーン2位そしてベルリンでは3位に入賞した若き新星ルティ・アッガも出場します。

ニューヨークで2回優勝し、ボストンでは2回2位となり、過去4回オリンピックに出場したラトビアのJelena Prokopcukaも、2016年リオオリンピックで12位となって戻ってきます。2016年リオオリンピックで8位に入賞したバーレーンのRose Chelimo、2016年ニューヨークで5位入賞し、オリンピック3回出場のブルンジのダイアン・ヌクリ、コロンビア記録保持者のKellys Arias、そして2016年にカナダ選手の中で一番早かったRachel Hannahも出場します。

先日発表したアメリカエリート女子出場選手では、4回オリンピックに出場し、10,000ⅿ銅メダリストであり、2016年リオオリンピックではマラソン6位に入賞したシャレーン・フラナガン、2回オリンピックに出場し、2016年リオオリンピックでは7位に入賞したデジレ・リンデン、2015年パンアメリカン競技大会マラソンで銀メダルのリンゼイ・フラナガン、ピッツバーグで2回優勝のClara Santucci、タラハシー(フロリダ)とツインシティーズ(ミネアポリス)で優勝のEsther Atkins、そして2016年の10マイルアメリカチャンピオンのジョーダン・ハセイがマラソンデビューを果たします。

アメリカ選手にはさらにオリンピック選手のブレイク・ラッセル、そして今回マラソンデビューのリズ・コステロも新たに加わります。ツインシティーズで優勝したことのあるラッセルは、世界クロスカントリー選手権で4度、20位以内でフィニッシュしており、2008年北京オリンピックのマラソンではアメリカ人トップでフィニッシュしています。最近では2015年ロサンゼルスで3位入賞しています。プリンストン大学在学でアメリカ代表のコステロは2015年パンアメリカン競技大会の10,000ⅿで4位となり、昨年のリオオリンピック代表選考10,000ⅿでは6位でした。
「私たちは第121回ボストンマラソンにおいて、世界的に素晴らしい選手のレースをお見せすることができることにわくわくしています。32年に渡るスポンサー契約の中で、47ヶ国から750名以上のエリートランナーを招聘しており、毎年彼らはボストンの観客や世界中のファンに戦略的かつエキサイティングなレースを見せてきてくれました。世界的にも名高いボストンのマラソンコースを走るエリート選手と数万人のランナーを応援できることを楽しみにしています。」とジョン・ハンコックのスポンサーシップ・イベントマーケティング部門トップのロブ・フリードマンは語りました。

「すでに発表されている、過去のチャンピオン達およびアメリカトップ選手の出場からも分かりますが、本日の全出場選手発表により、驚くほど多くの素晴らしい選手の皆さんが集結してくれることが明らかとなりました。ボストンのコースでは戦術が非常に重要であり、スピードや駆け引き、意志の強さなど複合的要素が、世界のトップ選手が勝利を引き寄せるためには必要です。4月のレースは興奮しながらの観戦となるでしょう、そしてジョン・ハンコックが、ボストンに再び世界の強豪選手を招聘してくれたことは称えるべきことです。」とボストン体育協会のCEOであるトム・グリルクはコメントしました。

出場選手は以下の通り

2017ボストンマラソン 男子エリート選手

氏名自己ベスト
Dennis Kimetto Kenya 2:02:57 (Berlin, 2014) WR
Emmanuel Mutai Kenya 2:03:13 (Berlin, 2014)
Patrick Makau Kenya 2:03:38 (Berlin, 2011)
Sammy Kitwara Kenya 2:04:28 (Chicago, 2014)
Lemi Berhanu Hayle Ethiopia 2:04:33 (Dubai, 2016)
Yemane Tsegay Ethiopia 2:04:48 (Rotterdam, 2012)
Dino Sefir Ethiopia 2:04:50 (Dubai, 2012)
Sisay Lemma Ethiopia 2:05:16 (Dubai, 2016)
Wilson Chebet Kenya 2:05:27 (Rotterdam, 2011)
Wesley Korir Kenya 2:06:13 (Chicago, 2012)
Geoffrey Kirui Kenya 2:06:27 (Amsterdam, 2016)
Yared Asmeron Eritrea 2:07:27 (Chuncheon, 2011)
Meb Keflezighi USA 2:08:37 (Boston, 2014)
Abdi Abdirahman USA 2:08:56 (Chicago, 2006)
Cutbert Nyasango Zimbabwe 2:09:52 (Prague, 2014) NR
Galen Rupp USA 2:10:05 (Rio de Janeiro, 2016)
Luke Puskedra USA 2:10:24 (Chicago, 2015)
Eric Gillis Canada 2:11:21 (Toronto, 2014)
Jared Ward USA 2:11:30 (Rio de Janeiro, 2016)
Shadrack Biwott USA 2:12:01 (New York, 2016)
Sean Quigley USA 2:13:30 (Fukuoka, 2013)
Daniel Salel Kenya debut

2017ボストンマラソン 女子エリート選手

氏名自己ベスト
Gladys Cherono Kenya 2:19:25 (Berlin, 2015)
Edna Kiplagat Kenya 2:19:50 (London, 2012)
Buzunesh Deba Ethiopia 2:19:59 (Boston, 2014) CR
Shalane Flanagan USA 2:21:14 (Berlin, 2014)
Atsede Baysa Ethiopia 2:22:03 (Chicago, 2012)
Desiree Linden USA 2:22:38 (Boston, 2011)
Jelena Prokopcuka Latvia 2:22:56 (Osaka, 2005) NR
Valentine Kipketer Kenya 2:23:02 (Amsterdam, 2013)
Caroline Rotich Kenya 2:23:22 (Chicago, 2012)
Joyce Chepkirui Kenya 2:24:11 (Amsterdam, 2015)
Rose Chelimo Bahrain 2:24:14 (Seoul, 2016)
Ruti Aga Ethiopia 2:24:41 (Berlin, 2016)
Brigid Kosgei Kenya 2:24:45 (Lisbon, 2016)
Diane Nukuri Burundi 2:27:50 (London, 2015)
Blake Russell USA 2:29:10 (Chicago, 2005)
Lindsay Flanagan USA 2:29:28 (Frankfurt, 2016)
Kellys Arias Colombia 2:29:36 (Hamburg, 2016) NR
Clara Santucci USA 2:29:54 (Boston, 2011)
Rachel Hannah Canada 2:32:09 (Houston, 2016)
Esther Atkins USA 2:33:15 (Boston, 2014)
Liz Costello USA debut
Jordan Hasay USA debut

WR= World Record
NR= National Record
CR= Course Record

※現AbbottWMMシリーズXリーダーボードはこちら

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