10月20日(火)に台東区立田原小学校にて、2016年度のスポーツレガシー事業の寄付金事業の一つ、『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』の第1回目を実施しました。
この取り組みは、子どもたちのスポーツ基礎力を高めるとともに、マラソンをはじめとする陸上競技への関心が高まるようサポートすることを意図して、国際陸連が開発した世界共通こども運動プログラムを推進する日本キッズアスレティックス協会(一般社団法人キッズアスレティックス・ジャパン)の協力のもと実施しています。
田原小学校は、東京マラソンのコース沿道に位置し、創立105周年を迎える由緒ある小学校です。
東京マラソンでも初回の2007大会より毎年、4・5・6年生の希望者で構成する"田原バンド・フラッグ隊"で3万6000人のランナーを応援してくれています。
今回、『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』に参加してくれたのは、4年生62人。半数以上が来年の2月26日(日)の東京マラソン2017でランナーを応援してくれることになる児童たちでした。
一方の講師として指導いただいたのは、陸上競技でオリンピックや世界陸上に出場経験のある4名の先生です。
※敬称略
・川上 優子 (アトランタオリンピック10000m出場・7位入賞)
・伊藤 友広(アテネオリンピック400mリレー出場)
・ハニカット 陽子(シドニーオリンピック走高跳出場)
・君野 貴弘(走高跳元日本記録保持者、セビリア世界陸上出場)
その他、企画運営や進行については以下2名の先生方にご担当いただきました。
・小林 敬和(中央学院大学法学部スポーツシステムコース教授)
・井筒 紫乃(日本女子体育大学体育学部スポーツ健康学科教授)
快晴のもと元気に校庭に集まった児童たち。体育授業の一環として、まずは校長先生のお話、そして川上先生によるウォーミングアップ、校庭ランニングを行いました。
その後は3グループに分かれて、以下の3種目を各15分間ずつローテーションで全て体験してもらいました。
1)伊藤 友広先生 「ラダースプリント"走"」
=はしご状のスペースを正しい動作ですばやくクリアーします。リズミカルなももあげやするどい腕ふりがポイントです。リレー競走で盛り上がりました。
2)ハニカット 陽子先生 「トリプルジャンプ"跳"」
=全身のバネを使って連続のジャンプをします。腕の振りを大きく使って軽やかにジャンプして進みます。交互ジャンプの三段跳びを測定しました。
3)君野 貴弘先生 「ジャベリックスロー"投"」
=羽が付いて音が出る特殊なボールを投げます。正しい持ち方や投げの構え・パワーポジションが大切です。得点幕をめがけて力いっぱい投げました。
最後に、川上先生から児童の皆さんにメッセージと、リングバトンのプレゼントがありました。
◇川上先生からのメッセージ
※再生ボタンを押すと音声が再生されます。
1.沿道で応援してくれる人たちの力はとても大きいです! ・・・約3分
2.(児童からの質問)日本はマラソン強いんですか?! ・・・約1.5分
今後の『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』実施予定は以下の通りです。(予定)
・11月29日(火)千代田区立千代田小学校
・12月8日(木)目黒区立下目黒小学校
・12月13日(火)足立区立皿沼小学校
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