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AbbottWMM-2016 Bank of Americaシカゴマラソン エリート車いす選手発表

2016年8月29日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文はこちら(8月25日リリース)



昨年優勝者のタチアナ・マクファーデンとクート・フェンリーを筆頭に、国際色豊かなエリート車いす選手陣が2016 Bank of Americaシカゴマラソンに集結します

アボット・ワールドマラソンメジャーズ初の車いすシリーズとなるシリーズXにおける男女上位選手が、優勝を目指しシカゴで戦います

アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)大会で17回、シカゴマラソンで6回もの優勝を収めているタチアナ・マクファーデン(アメリカ)、そして、パラリンピックで3回の金メダル、シカゴマラソンでは5回の優勝を収めているクート・フェンリー(オーストラリア)の両名が、39回目を迎える大会に戻って来ることを、Bank of Americaシカゴマラソンが発表しました。

マクファーデンとフェンリーを筆頭に、シカゴマラソン史上最も国際色豊かで有能な選手が集結します。10月9日、11か国の選手たちが、シカゴマラソン優勝および、AbbottWMMシリーズXの優勝を目指し、風の街を駆け抜けます。

Bank of Americaシカゴマラソンのエグゼクティブレースディレクター、キャリー・ピンコウスキーは、次のようにコメントしています。「マクファーデンはこのスポーツにおける史上最強のアスリートとしての地位を確立しています。観客は、彼女のレースを観ることで、レジェンドを目の当たりにします。フェンリーは、シカゴマラソン史上、最多優勝を収めている男子選手です。彼にはスピードと耐久力があり、フィニッシュでのスプリント勝負においては彼を見過ごすことはできません。しかし、今年のエリートの顔ぶれを見れば、マクファーデンやフェンリーにとって優勝タイトルを守ることが難しい挑戦となるのは間違いないでしょう。」

マクファーデンは、2009年シカゴにおいてマラソンデビューし、ベテラン選手を退け、シカゴマラソン車いす女子レース史上、最も接近戦となったレースを制し優勝しました。2010年には3位に入り、その後2011年まで負けなしでした。昨年は、自身の大会記録を更新する1:41:10をマーク。今年優勝すれば、6回連続優勝となり、デビュー戦と合わせれば7度目の優勝となります。さらにマクファーデンは、ボストン、ロンドン、シカゴ、ニューヨークシティマラソンの4大会全てで優勝を続けており、3年連続の"グランドスラム"を達成しています。夏季パラリンピックで6つのメダルを獲得、IPC世界選手権1大会で6つの金メダルを獲得した唯一の女子選手でもある彼女が、3年ぶりの敗北を喫したのが、東京マラソン2016でした。しかし、この春のボストンマラソン、ロンドンマラソンで連続優勝を果たし、AbbottWMMシリーズポイント50ポイントを獲得。リーダーボードでトップの座についています。

50以上のマラソン大会に出場(うち30大会で優勝)しているベテラン選手であるフェンリーはシカゴで、2007年から2009年の3連覇、そして2011年と2015年にも優勝を収めており、シカゴではおなじみの選手です。2013年2014年は、歴史的なラストスパートの争いに敗れ、わずか1秒差で2位になっています。2006年から2009年はニューヨークシティマラソンでも連続優勝を収めており、2007年は、11出場大会中10大会で優勝し5つの大会記録を樹立するという、彼のキャリアにおいて記念すべき年となりました。2006年2011年は、IPC世界選手権で金メダルを獲得し、パラリンピックのメダルは計11個となりました。2016年は、初戦となった東京マラソンでライバルであるエルンスト・バンダイク(南アフリカ)を下し優勝、ボストン、ロンドンでは3位に入っています。

日本人選手としては、洞ノ上浩太選手が出場予定で、トップ争いに絡む活躍が期待されます。



さらなるエリート選手情報詳細はこちら

全出場エリート選手リストはシカゴマラソンのエリート車いす選手情報ページをご確認ください。


*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

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