*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
女子マラソン:ロンドンでジョイシリン・ジェプコスゲイが歓喜
Virgin Moneyロンドンマラソンで、ジョイシリン・ジェプコスゲイが勝利へと激走し、アボット・ワールドマラソンメジャーズ シリーズXIIIの優勝タイトルに大きく近づきました。
TCSニューヨークシティマラソンチャンピオンのジェプコスゲイは、ディフェンディングチャンピオンのブリジット・コスゲイを下し劇的な勝利を収め、自身のキャリアにロンドンの優勝タイトルを加えました。コスゲイは4位に終わりました。
ジェプコスゲイは2:17:43でフィニッシュし、エチオピアのデギトゥ・アジメラウとアシェテ・ベケレが後に続きました。
ケニアのジェプコスゲイはこれで、AbbottWMMリーダーボードにおいて、コスゲイと同点の50ポイントでトップタイに浮上。また、ロンドンでの世界記録保持者コスゲイとの直接対決における勝利により、ジェプコスゲイが優勢です。
27歳のジェプコスゲイは、東京(ベルハネ・ディババ)、ニューヨーク(ジェプコスゲイ)、ロンドン(コスゲイ)、そして2019年ベルリン(アシェテ・ベケレ)、それぞれのチャンピオンが勢揃いしたレースで、35km~40kmの地点で動きを見せました。
東京オリンピックから間もないタイミングでの出場は、ロンドンでの3連勝を目指すにあたりずっと不安視されていましたが、不安は的中し、シカゴとロンドンでそれぞれ2回優勝しているコスゲイは、同じケニアのジェプコスゲイが主導権を握るのを待つ間もなく、先頭集団から離脱しました。
ジェプコスゲイの優勝タイムは、上位5人が2:20を切ることになったレースにおいて、自己ベスト2:18:40を大きく更新するものとなりました。
ジェプコスゲイは、「優勝できてとても幸せです。自己ベスト更新については気付いていませんでした。1分という更新幅はとても大きいものですが、トレーニング期間中も気分爽快で、ロンドンでも上手く行くと確信していました。とても興奮していますが、それは、自己ベスト更新という、今年の自分の目標を達成できたからです。」とコメントしました。
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女子マラソン:ロンドンでケニア選手2人が対決
シサイ・レマは、ロンドンの晴れた空の下を高速で走り抜け優勝し、待ちわびていたアボット・ワールドマラソンメジャーズ大会における優勝タイトルを手にしました。
日曜のロンドン以前のレマ(エチオピア)のマラソン戦績は、昨年エリートのみで開催された東京マラソンとロンドンマラソンにおける、3位という結果が最高でした。
しかし、再び戻って来た一般ランナーを率いてエリート選手たちがブラックヒースでスタートを切った今回のロンドンマラソンでは、レマに勝る者はいませんでした。
レマと同国エチオピアのシュラ・キタタは、昨年獲得した優勝タイトルの保持に期待がかかっていましたが、大会前会見でメディアにも共有していたハムストリングの問題が今回も支障をきたしたのは明白で、早々に先頭集団から離脱しました。
レマは、東京マラソンチャンピオンのビルハヌ・レゲセと昨年のロンドンで2位のビンセント・キプチュンバ、そして表彰台の常連モシネト・ゲレメウらを含む先頭集団にしっかりと着けていました。
そして終盤、35~40km地点で動きを見せライバルを引き離したところ、その動きに反応できた選手はおらず、2位以下に27秒差をつけて2:04:01でフィニッシュ。2位のキプチュンバに続き3位フィニッシュしたのは、昨年に続き2年連続3位となったゲレメウでした。
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